嬉しかった事。哀しい事。

カノアのバースデイウィークも無事に終わり、普段にもどった。
ディーンは相変わらず忙しい。
私もちょこちょこと仕事をこなす日々。

カノアの誕生日パーティーで私がすごくうれしかったことがある。
カノアの嬉しい顔、お友達が沢山来てくれたことももちろん嬉しかった事。
でも私個人の中で嬉しかった事だ。

家族付き合いをしているベニスのファミリーの次男は重度の自閉症である。
話しかけられたり、触られたりするのは大嫌いだ。
子供同士はそんなこと関係ないし、病気のことなど理解もできないし、関係もないのでいつもビーチで仲良くあそんでいる。
大人だと、どうもそうはいかない。
なぜだろう?やっぱり構えてしまう気持ちがあるからか?
彼の両親は本当に普通だ。息子が自閉症だからといって家にこもる事はないし、彼に対しても実に普通に接している。パーティーにもいつも来てくれる。そして彼が奇声を発しようと、あばれようと変な言い訳や、説明などはしない。あくまでも自然なのだ。
私たち家族はそんな彼らが大好きなのだな。

彼は週に2,3度のスピーチクラスでずいぶんといろいろしゃべれるようになっている。
hiもbyeも言えるようになったのだ。これらのクラスは家に先生が来てくれてのマンツーマンのクラスだ。そしてこういうクラスは全て州が支援しているのですね。
彼が家に来る時の一番の楽しみはpaz,zoy,nanoだ。家に来る道はもう覚えていて、”dog,dog"と言いながら来るのだ。いつも最初はちょっと怖がるのだけど、少しするともう離れない。
犬の力はすごいなぁ。

そして、この間のパーティーで彼は私の隣に座ってきたのだ!!しかも体がぴったりと触れるように。いつも私は普通に話しかけているけど、こんなに近くに来たのは初めてだった。
思わずうるうるしそうになりました。
そして彼らが帰るとき、ついに初めてしっかりとハグをくれました。
これが私の嬉しかった事。

今回、日本のニュースで自閉症の子が居るのが恥ずかしくて子供を外に出さなかったというニュースを読んで又哀しくなりました。誰が悪いのか一言では言えない事件だけど、大きな被害を受けるのはいつも子供なんだよな。

c0048504_14252585.jpg

[PR]
by maivenice | 2005-12-07 14:33 | friends


<< 大野薫という男 birthday party >>