さすがに痛くなって目が覚めたカイ。
初ペインキラーを飲んだ。
ベニスの友達が続々と登場。
あっという間に8人のティーンエイジャーが溢れている。
カイは興奮気味に手術の様子を話していた。
少年少女がカイのお見舞いに持ってきてくれたベニス名物ミニドーナツをほおばりながら目をキラキラさせて楽しそうに話している。
なんだか涙が出ました。(もちろんそっとです)
みんなが帰った後やっぱり淋しそうなカイ。
痛みよりもなによりもsurf&sk8ができないことが一番辛いとこぼした。
でもこの怪我によってまた家族の絆が深まった。
骨折前はカイは鉄砲玉なので家にずっといるなんて事は全く無かった。
カノアにしてみればいつも置いてけぼりでちょっと淋しかったようだ。
今は毎日カイがいて、自分がいろいろやってあげられるという事が少しうれしそう。
松葉杖係は自分だと思っているカノアは、カイが寝ているポジションから起きあがるとパッと松葉杖を渡す。たまに気がつかなかったりすると”ごめんねぇ〜”と申し訳なさそうだ。
そしてカノアはこの松葉杖にちょっと憧れている。
”カノアにもこれ買って欲しいのぉ”と言われてた。
”でもカノア怪我してないじゃん”と私。
”あぁ、じゃあプリテンドの松葉杖欲しいのぉ”とカノア。
そんなのありません。
でも子供には受けるかも、骨折ごっことかのおもちゃセット。
カイのギブスのサイン、一日でけっこう増えました。