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実家のワンコはスピッツと柴犬のハーフだった。

オバマん家がホワイトハウスで一緒に住む犬を見つけた。
大統領選に勝ったときから、引っ越したら娘達に犬を飼う約束をしている、
と言っていたのでみんないつ犬がやってくるのか興味津々だったのですね。
彼は、娘がアレルギー持ちなのでアレルゲンの少ない犬をシェルターから“アダプト”
すると言っていたので、“犬を買う”という行為を激しく嫌う私は多いに喜んだ。

アメリカでは今や犬猫を“買う”という時代ではない。
犬猫は“救う”というのが常識になっていると言っても過言ではないのだ。
アニメや映画なんかでも、犬猫を飼うなんて話のときは、
シェルターに行ってアダプトするというシーンがよく出てくる。
小学校にはシェルターの人が来て話をする、ということも多い。
カノアの学校にもやって来て、シェルターとはどういう所か、
どんな仕事なのか、ペットを飼うということはどういうことかを話してくれた。
素晴らしい事だと思う。
子供達にとってもペット屋さんで”このコが欲しい〜”と買ってもらうのでなく、
アニマルシェルターに行って“このコがいい!”とつれて帰るというのが普通のコト。
だいたい、こっちのほとんどのペット屋さんには犬猫売っていないし。
ベバリーセンター(ベバセンね)という巨大モールに犬猫を売っている店があった。
かわいい子犬、子猫、うさぎたちが、小さいショウウィンドウに入れられていた。
私はそこが大嫌いだった。
2ヶ月くらい前にベバセンに行ったら、その店はきれいになくなっていた。
良かった。
心からほっとした。

5年前に日本に帰ったとき、みんなが連れている犬がきれいなのでびっくりした。
日本独特の雑種犬の姿はなく、ブランド的な犬ばかりがいることに違和感を感じたのだ。
雑種犬たちはどこに行ってしまったのだろう。
考えると悲しくなる。

オバマ家の犬、ボーの出所ははっきりしていない。
“シェルターから探すつもりでいる”とあれだけ言っていたので、
いまさら“買った”とは言えないのだろう。
一応、“飼い続ける事ができなくなった人からアダプトした”というコトになってるけど。


カノアの将来の夢はアニマルシェルターで働く事。
さすがである。
実家のワンコはスピッツと柴犬のハーフだった。_c0048504_23592569.jpg

by maivenice | 2009-04-18 00:33 | Pet


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